はじめに
合唱において、姿勢はとても大事です!!
猫背や、緊張でガチガチになっている身体で歌うと、
ブレスがうまくいかず、声が思うように出なかったり、
声帯に負担がかかり、痛めてしまう恐れがあります。
ここでは、歌うときの姿勢や、ストレッチの方法についてご紹介します。
立ち方

足の指で、大地をしっかりと踏みしめるつもりしっかり立ちます。
そして、つま先に重心を置きます。
立幅は、だいたい肩幅くらいに足をひらきます。
両ひざは外向きになるようにし、
お尻をキュッと締めましょう。
そうすることによって、下半身が安定し、
上半身が楽になり、力まずに歌えるようになります。
胸を張ろう
正しい姿勢をする上で、胸を張ることが大事です。
胸を張らないと、猫背になってしまいます。
猫背だと、うまく息が吸えず、上手く歌うことが出来ません。
胸を張る方法として、
- 両腕をL字上げる。
- 手を開き、小指を内側に向けるようにする。
- 腕を後ろに引く。
- 胸を張ったままの状態で、腕を静かに下す。
この状態を歌うときもキープできるよう、習慣化させていくと良いでしょう。
表情豊かに

歌っているときに、表情が暗くなると音程が下がり気味になってしまいます。
曲によっては、深刻な表情をすることもありますが、
基本的には、目を開き、頬を上げて、
表情豊かに歌いましょう。
発声練習のときに、もし鏡が見れる環境にあるなら、
鏡を見て、自分の表情の確認を行いましょう。
もし鏡がなければ、人に表情を見てもらいましょう。
もし、頬が落ちていたり、
表情が暗くなっていたりしたら、意識して目を開き、頬を上げるようにしてみましょう。
そして、もし表情が暗い人がいたら指摘してあげてください。
どんなに、辛いことがあったとしても、
もし、あなたが合唱が大好きなら、
歌うときには、自然と笑顔になれるはずです!
脱力しよう

歌うときに、緊張すると、
あまり声が前に飛ばなかったり、ブレスが続かなかったりすることがよくあります。
歌う前に、身体をほぐし、脱力をしましょう!!
ストレッチや、軽めの体操を行うと良いでしょう。
例えば、
- 首を回す軽く、ゆっくり回す。
- 手を組んで背伸びをする。
- 軽く腕を回す。肩を回す。
- 屈伸や、足やひざを延ばす。
- 前屈、後屈で腰を伸ばす
- 軽くジャンプする。
自分の合唱団では、練習開始前に、
ラジオ体操を行っています。
ラジオ体操は身体をほぐしたり、温めたりする上で大変有効です。
是非、練習前に取り入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
合唱は身体が楽器なので、
しっかりと全身のストレッチを行い、
声がしっかりと出るように、身体のメンテナンスを行ってから、
練習に臨みましょう!
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