音程とは?➂

楽譜の見方

はじめに

音程とは?②では3度、6度の音程を紹介しました。

はじめてのブログ

続いては、2度・7度の、相性の良くない音程を紹介します。

俗に「ぶつかる音」と言われており、あまり心地の良くない音がします。

では見ていきましょう。

音の度数 2度について

3度、6度と同様に、長音程と短音程があります。

長3度は、半音2個の音程になります。

短2度は、半音2個分になっています。

ここでも、長2度のほうが、短2度より半音1個分長くなっているのがお判りでしょうか?

半音1個分長い方を『長』2度、短い方を『短』2度と言います。

音の度数 7度について

こちも同様に、長音程と短音程があります。

長7度は、半音12個分の音程になります。

短7度は、半音11個分の音程になります。

こちらも、半音1個分長い方が『長』7度、短い方を『短』7度といいます。

合唱での2度、7度の位置づけ

合唱で2度、7度の音程が出てくると、

「うわ~、やっかいやな~😅」

という気持ちになる人が多いのではないでしょうか?

自分もその一人です💦

ただでさえ、あまり心地の良くない不協和音が鳴る上に、

他のパートの音との音が重なり、

複雑な和音になるため、音取りに苦労します。

特に、現代音楽になってくると、この音程が多用されてくる傾向にあります。

合唱では、他パートをよく聞いてハモるのが基本ですが、

この音程が現れた場合は、他パートは聞いてはいけません(笑)

ここは、自信を持って、おもいっきりぶつかっていきましょう!

まとめ

今回は2、7度を見てきました。

2度、7度は苦手な人が多いですが、

複雑な現代曲等をやる上では、欠かせない音程になっています。

この音程があるからこそ、なんとも不思議な表現の和音が出来たりします。

この2、7度の「ぶつかる」音の響きを楽しめるようになったら、

もう合唱の玄人です(^^)

是非、このぶつかる和音を楽しめるようになってみてはいかがでしょうか?

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