吉田松陰が祀られている神社


松陰神社の御祭神、吉田矩方命(以下松陰先生)が殉節されてから31年後の明治23年(1890)8月、松下村塾出身者などの手により松下村塾の改修が行われました。このとき松陰先生のご実家、杉家の人々の手で松陰先生の御霊を祀る土蔵造りのほこらが建立されました。これが松陰神社の前身であります。
松陰神社ホームページより引用
多くの地元の人たちに尊敬されている、吉田松陰先生を祀っている神社です。
30歳の短い生涯ながらも、
明治維新そして、その後の時代の中心となる多くの人物を育て上げた教育者であり、
国防のため、全国各地を調査し、
同じ志を持つ仲間たちとやり取りを行っていた兵学者でもあります。
交通アクセス
お車でお越しの方:基本的にはお近くの無料駐車場がありますので、そちらをご利用ください。

※イベントや長期休暇等で混雑し、満車場合は萩明倫学舎を有料駐車場に停め、萩市内循環バスをご利用すると良いでしょう。
萩明倫学舎:https://www.city.hagi.lg.jp/site/meiringakusha/about.html
萩循環バスの時刻表:https://www.city.hagi.lg.jp/uploaded/attachment/27701.pdf
新幹線・バスでお越しの方:新山口駅で降り、萩市街地まで直通で向かう便(スーパーはぎ号)がありますのでそれを使うと便利です。
防長バス萩行きの時刻表:https://www.bochobus.co.jp/files/libs/7616/20250317170444164.pdf
※スーパーはぎ号の1日の便数は限られており、最終便の時間も早いので、余裕をもった計画を立てた方がよいでしょう。
萩バスセンターで降り、萩市内循環バスを利用すると良いでしょう。
飛行機・バスでお越しの方:山口宇部空港より、乗り合いタクシーを利用すると便利です。
乗り合いタクシー(萩近鉄タクシー)https://hagi-kintetsu.co.jp/airport-ube
※ただし、前日17時までの予約が必要です。
予約が難しい方は、新山口駅まで空港連絡バスで向かい、新山口駅よりスーパーはぎ号で向かうルートになります。
↓山口宇部空港ー新山口駅間の時刻表

松下村塾



松陰神社の敷地内にあり、
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」の一角として、
世界文化遺産に登録されています。
文化庁の世界遺産https://bunka.nii.ac.jp/special_content/component/143
実物を見てみると、本当に狭いです。
講義室は20人も入ったら一杯になるほどの規模です。

しかし、この狭い小屋の講義室から、
今の日本の基礎を築いた人たちが多く輩出されました。
伊藤博文、山県有朋、木戸孝允、品川弥次郎、高杉晋作などなど、
総理大臣などの閣僚や、大学の創始者、産業の創業者、明治維新の立役者となり、
松陰先生の教えを胸に、自信の志を果たしていきました。
吉田松陰歴史館

二年前にリニューアルされていました。
恥ずかしながら、地元にいながら入ったことがなく、
初めて博物館に入場しました。
中は、松陰先生とそのゆかりのある人物たちの蝋人形があり、
経路をすすみながら、吉田松陰先生の生涯を見ることができます。
松陰先生の幼少期時代から、江戸で処刑される最期の日を迎えるまでの、
シチュエーションをリアルで感じることができ、
とても印象に残りました。
是非、御自身の目で確かめてみてください。
松陰神社宝物殿 至誠館

ここでは、松陰先生に関する書や遺品が展示されています。
松陰先生の塾生や家族とのやり取りの書が多く遺されており、
松陰先生の家族や、塾生に対する思いやりや、愛を感じることができます。
まとめ
兵学者、そして教育者として、
尊敬を受けている吉田松陰先生。
改めて、その偉大さを肌で感じることができました。
是非、皆さまも松陰神社に訪れて、
幕末の歴史の流れを感じてみませんか?
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